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    上白石萌歌さんに決定!

    上白石萌歌

    上白石萌歌さんコメント

    この度、マティス展の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただくことになりました、上白石萌歌です。
    これまで、好きな画家を尋ねられた時、マティスです!と即答していた私。お話をいただいた時、こんな夢のようなことがあっていいのだろうかと震えました。
    マティスだけに描ける、艶やかで大胆な曲線、そして鮮烈な色彩。 強くも柔らかい彼の絵は、いつもわたしを朗らかな気持ちにさせてくれます。今から展示が心から楽しみです!
    いちファンとして嬉しさを噛み締めながら、足を運ぶみなさまの気持ちに寄り添えるよう、精一杯努めます。

    プロフィール

    上白石萌歌(かみしらいし・もか)
    2000年2月28日生まれ。
    2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、デビュー。
    2018年公開の映画『羊と鋼の森』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
    近年の主な出演作に映画『子供はわかってあげない』(2021/主演)、『KAPPEI-カッペイ』(2022)、ドラマ「金田一少年の事件簿」、連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022)、「警視庁アウトサイダー」(2023)などがある。
    4月から放送のドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」に出演。
    数多くのドラマ、映画、舞台への出演、adieuとしての音楽活動等、多方面での活躍を見せる今注目の若手女優。


    マティス好きな上白石萌歌さんに
    インタビュー

    Q.マティスの作品に出会ったのはいつ頃ですか?マティス作品のどんなところに惹かれますか?

    A.私が18歳のとき、「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」に行きまして、気になる絵を会場でメモしたのですが、その中に「アンリ・マティス」がありました。家に帰ってマティスのことを調べてみたら、どの絵もすごく好みで、実際に間近で絵を見たときも、すごく新しい絵だなと思いました。緩やかな曲線で、でもすごく奇抜な彩りで・・・「心がほぐれるな」っていう感覚をそのときに覚えて。もっとこの方の絵を知ってみたいなと思って、大学に入ってからいろいろと勉強するようになりました。
    元々、総合的に映像、絵画、音楽など広い意味で芸術に興味がありました。その中で、たまたま授業でも西洋美術の授業があって、うっかりマティスのことを勉強できたので、すごく良い選択をしたなと思っています。

    Q.先ほど収録を終えて。どんなことを意識してお話されたのか教えてください。

    A.すごく緊張してしまったのですが・・・。原稿を読む時は、なるべく皆さんが見てる絵をちゃんと自分が実感しながら読めたらいいなと思い、大学の西洋美術の授業で行った、絵の中に何があるかを書き出してみるということをしてみて。
    「そこに机があるな」とか、「カーテンは何色で・・・?」「どっちが手前にあるのかな」などを事前に見て意識しました。

    Q.実際に会場でこの絵を見てみたいと思った絵を教えてください。

    A.《赤いキュロットのオダリスク》です。これは私が大学のレポートでも扱った作品の一つです。授業で、年代もシチュエーションも違う絵を二つ選んで、その二つを比較して対決させるみたいな課題があって。そのときにマネのオランピアと、マティスのオダリスクの構図が似ていたので、私はそれらを比較しました。マティスがどうしてこの絵を書くことになったのかとか、背景なども調べたので、実際に肉眼で見れるのがとても楽しみです。
    今回ナレーションを読む中で知ったのですが、(絵を指しながら)こういう装飾とかもマティスの手作りだというのを初めて知って、この絵に彼自身もこだわりがあるような気がしているので、早く見たいです。

    Q.上白石さんにとって美術館はどのような場所ですか?

    A.普段、いろんなものをお芝居で放出している分、結構心がカラカラになる瞬間があったりして。何か心の栄養が欲しいなっていうときに、よく美術館に行きます。それで直接自分の表現に結びつくかわからないですが、現代アートを見に行って、「理解はできないけど、何となく面白いな」って感じたりとか。何か作品を自分の足で見に行って感じることをすごく大事にしているので、休みの日に足を運びます。
    今回のマティス展は、自分が携わらなくても5回ぐらいは行く予定で・・・もう自分でチケットをいっぱい買って人に配ろうと思っていました・・・(笑)それぐらい本当に楽しみにしていたんです。当時画家が書いてた絵を肉眼で見られるって本当にすごいことだなと思うので、そのありがたみをいつもかみしめながら美術館に行っています。

    Q.様々あるお仕事をしながらもお勉強を続けて、すごく大変な生活だったのではないかなと思いますが、「美術を学ぶ」モチベーションはどこから来ていたのでしょうか?

    A.純粋に自分が好きで、もっともっと知りたいなっていう気持ちがあること。また、今回のマティスもそうですが、画家の人生を知る中で、みんな自分の理想の表現に向かって、すごく貪欲に突き進んでいる姿を見ると、生み出しているものは違うけど、自分のモチベーションになったりもして。「何かを学ぶこと」と「何かを表現をすること」が、すごく結びついている感じがしていたので、あんまり苦ではなかったですね。すごく楽しかったです。

    Q.マティスが好きでいろいろ調べられたと思うのですが、今回の音声ガイドの収録を通して、マティスの印象が変わったとか、新たな魅力はありましたか?

    A.そもそもマティスのことをあやふやにしか知らなかったので、まず結構スロースターター、じっくり自分の表現を開花させた人なんだなというのを今回知って。この時代で84歳まで生きられるのって、本当に絵を生み出すために生まれてきた人なのだなというのを感じました。一つの人生でこんなにスタイルがどんどん変わって、最後に礼拝堂で自分のやりたいものを全部放出していて。こんなに貪欲に自分の表現に突き進む人だったんだなというのを初めて知りました。
    描き方が、自由で朗らかだから、のんびりした人なのかなという印象があったけど、実はすごくストイックで曲げない信念があった人なんだなというのも思いました。

    Q.普段から美術館に行かれると思いますが、美術館に「行く」というイベント自体を楽しみたいのもあると思います。そういう美術館のまわりのイベントとして、何か楽しんでることはありますか?

    A.ポーラ美術館に1人で行ったことがあって、結構な遠征だったんです。電車に乗ってまたバスに乗りついで。ちょっと1人でお茶してみて、ミュージアムショップに寄って帰る。その時に、1日かけて芸術を楽しめるってすごく嬉しいことだなって思って。今回遠方から来られる方いらっしゃると思いますが、その価値がある展覧会に絶対なると思うので、ぜひ足を運んでほしいなと思います。

    Q.音声ガイドを実際に手に取られるお客様に向けて、メッセージをいただけますか?

    A.私も美術館に行くとき、音声ガイドを利用することがあるのですが、その絵に流れている、文脈とか世界をお届けできるのが音声ガイドの魅力だと思うので、私もそうやって皆さんに寄り添えることができていたらいいなと思います。
    絵画は敷居が高いものと考えている人も中にはいると思うのですが、絵のことが詳しくなくても、行けば絶対に感じ取れるものがあると思います。美術館自体すごく神聖な場所で私も大好きなので、気軽に足を運んでみてほしいなと思います。

    音声ガイド概要

    【会場レンタル版】

    展覧会会場入口にて、専用ガイド機を気軽にレンタル!

    収録時間:約35分
    貸出料金:お一人様1台650円(税込)
    ※日本語のみ



    【アプリ配信版「聴く美術」(iOS/Android)】

    配信期間中は、いつでもどこでもなんどでも視聴可能。
    アプリ限定トラックを視聴可能です。
    ※日本語のみ

    収録時間:約40分
    販売価格:800円(税込)
    配信期間:2023年4月27日(木)~2023年8月20日(日)予定

    「聴く美術」ご利用方法


    1、まずは、アプリストアから「聴く美術」をダウンロード。

    2、アプリ内の「マティス展」音声ガイドコンテンツを選択して決済。ダウンロードしてください。

    ※事前にダウンロードしてからご来館いただくことをお勧めします。
    ※お使いのOSのバージョンや機種によって、ダウンロードできない場合がございます。
    ※展覧会会場内でご使用の場合は、ヘッドホンもしくはイヤホンをご利用ください。
    ※会場内での通話、スマートフォンのカメラ機能の使用はご遠慮ください。

    【音声ガイドサービスに関するお問い合わせ】


    (株)アコースティガイド・ジャパン

    support@acoustiguide.co.jp
    TEL:03-5771-4083
    (月~金、10: 00~18:00)

  • Life with MATISSE
    マティスを感じる暮らし

    マティスのポストカードを壁に留めてみる。
    フレームに入れたポスターを掛けてみる。
    クッションのカバーを替えてみる。
    しなやかなスカーフを首元に飾ってみる。
    モンステラ(マティスの愛した観葉植物)の葉を置いてみる。

    マティス展の特設ショップがご提案する
    マティスの気配を感じる暮らしは、
    普段の生活の空気を
    ほんの少し、変えるかもしれません。

    自身の生活の場を愛し、描いた画家の作品を感じるような
    特別なミュージアムグッズを
    パリのポンピドゥー・センターとマティス財団の協力のもと、
    特別にご用意してみなさまをお待ちしております。


    postcard2
    folder
    pins3
    tote bag oceania
    badges
    mini tote oceania
    tote bag2
    tshirt3
    tshirt
    tenugui
    tote bag3
    S__71770116

    (「マティス展」特設ショップ担当:株式会社East)


    <注意事項>

    1.商品は数量限定でのご用意の為、完売となる場合がございます。
    2.転売目的の購入はお断りいたします。
    3.商品ラインナップ、商品名、価格、デザイン、仕様は変更になる場合がございます。
    4.商品は発売延期・販売中止になる場合がございます。
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    6.完売した商品の予約受付、後日配送は対応できません。
    7.不良品交換の場合は、お客様がお持ちのレシートと現品を確認します。レシートを紛失された場合は対応できません。

  • マティス展 公式カタログ


    図録1
    図録2
    図録3

    本展出品作の油彩35点、デッサン30点、彫刻17点など、合計100点以上を紹介する公式カタログ。表紙には《黄色と青の室内》《座るバラ色の裸婦》《金魚鉢のある室内》の3作品をあしらい、それぞれにふさわしいカラーを組み合わせたこだわりの装丁です。

    価格:3,300円(税込)
    仕様:A4変型、288ページ
    表紙:3種類(内容は3種類とも同じです)


    みどころ

    ■カラーページは、作品解説や南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の写真も掲載し、初期から晩年の傑作までマティスの画業を丁寧にたどります。
    ■マティスをはじめとする近代美術についての奥行きのある考察で知られる岡﨑乾二郎氏(造形作家・批評家)による本展のための書きおろしのほか、マティス研究者の近藤学氏(美術史家・本展学術協力)、アラステア・ライト氏(オックスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ准教授)、展覧会構成を担当したオレリー・ヴェルディエ氏(ポンピドゥー・センター/国立近代美術館 近代コレクション チーフ・キュレーター)、藪前知子氏(東京都美術館学芸員)によるマティス芸術を多角的に論じたエッセイを収録しています。